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森の暮らし  たいまぐら便り
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いろいろ
昨日、そして今日と貴重な梅雨の晴れ間となりました。掃除に洗濯、畑仕事に薪割り。よぉー働きました。自分で言うのもなんですが・・・。

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畑の収穫も、次々と。ブロツコリー、そしてレタスは毎日1個づつ。とれたてのレタスは苦味がなくとってもおいしいのです。ブロツコリーは特に茎の歯ざわりが最高。小松菜も春菊も毎日モリモリいただいています。
二十日大根はおしまい。全て収穫し、甘酢に漬けました。箸休めに最高。ポリポリポリ。
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実家の庭で収穫した杏が届きました。半割にしてかるく風乾させジャムにしました。朝食にぴつたりのジャム。何故なら、寝ぼけ眼もパッチリと覚めるほどの酸味だから。でもおいしい♡
ヨーグルトにもぴったりです。f0035962_1743454.jpg

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先週の土曜日は大槌町の避難所と仮設住宅を訪ねました。以前ご紹介した盛岡友の会の支援活動にまたまた同行させていただいたのです。避難所での青空市は、今回も大変喜ばれました。特に台所用品をほしいという方が多く、間もなくはじまる仮設住宅での生活に備え、皆さん熱心に品を選んでおられました。
その後、吉里吉里の仮設住宅内にあるコミュニティセンター(公民館のような集会所)で手仕事をしつつお茶をいただいたりお話をしたりして時間を過ごしました。
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こういう時間をもつのは、被災後初めてという方も多くおられました。楽しそうに、そしてそれはそれは熱心に手を動かされます。途中、「ちょっとお茶にしませんか」とお誘いしても、皆さんなかなか編み針をおこうとしません。楽しみつつ手を動かす、こういう時間を皆さんが切望しておられたことが伝わってきました。手仕事の集いをしていこう、これからも!その思いを益々強くしました。
今度はいつ来てくれるの?今度は何を作るの? 異口同音に皆さんがそうおっしゃって下さいました。また皆さんにお会いするのが、そして一緒に手仕事をするのが楽しみです。
ただ・・・コミュニティーセンターといっても、運営はまだ手付かずの状態。椅子も机もなく、畳に腰をおろしての作業は足腰の痛い方には大変お辛そうでした。自治会もまだ発足していないとのこと。一日も早く、暮らしの場としてのシステムが整うようにと願わずにはいられません。
友の会の皆さん、今回もご一緒させていただきありがとうございました!!!!!


月曜日は田老でのチクチクの会。チクチクコーナーが設けられていた体育館は、避難所としての役目を終えガランとしていました。
「こんなに広かったんだ・・・」
そんなガランとした体育館には、時間前というのに、すでに10人以上の方が集まっていて下さいました。今回は一週間前にチラシを作り、このチクチクの会をはじめた友人のKさんに張り出しをお願いしていました。でも・・・皆さんの目にとまるか心配していたのです。ですから正直ホッとしました。40人ほどの方が集まって下さったんですよ。とても嬉しかったです。
先ず皆さんに手伝っていただき、車から荷をおろしました。椅子や机もヨイショヨイショと運んで準備完了。
最初にお持ちした布や道具を選んでいただきました。皆さんからご寄付いただいた品々は、あわせて約20箱。皆さん楽しそうに選んでおられました!!本当にありがとうございました。

裁ちばさみは大人気でしたが、数が足りずじゃんけん大会に。編み針、特に5号から7号ほどの太さのものが不足しています。毛糸針も足りません。布共々、今後もご寄付をいただけたらありがたいです。

f0035962_18264291.jpg今回は。前回仕上げられなかったスリッパの続きをしました。数名が完成!ヤッター。皆さん工夫して可愛いスリッパが次々と完成しました。
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まだ完成していない方も諦めていませんよー。また次回、続きをする予定です。皆さんがんばりましょー!!
(顔は恥ずかしいから載せないでね、とのことだったのでスリッパだけパチリ)








ウチワのリメイクもしました。。
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お店の広告を、申し訳ないけれどはがして、かわりに結が前日に染めてくれた障子紙を張りました。

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素敵でしょ。ウチワを手にニッコリ。






途中、お抹茶も召し上がっていただきました。先日コメントに書いたのをご覧になって、お茶碗などの道具とお抹茶を送ってくださった方がおられたのです。
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あ~おいしいー♡ 久しぶりねぇ。
歓声が上がりました。
お茶碗は三つ。順番に一服していただきました。洗ってはシャカシャカ。洗ってはシャカシャカ。手仕事の合間の一服。恒例にしようかな・・・と思います。ちえこさん!ありがとうございました。

今回も楽しい時間となりました。

でも、これまでとは、少しお顔の表情がちがうように、私には感じられました。なんというか・・・以前より、強いお顔をされているように感じたのです。暮らしを営んでいくんだ、そういう意思がより強く感じられるお顔、とでも申しましょうか・・・。いよいよ始まった仮設での生活。希望が抱けますように、夢も育まれますように。厳しい現実に直面せざるをえない方もおおいこととおもいますが、そう願わずにいられません。私に出来ることを一つでも多くしていきたい。その思いをあらためて強く抱きました。

次回は7月上旬にうかがう予定。今からとても楽しみです。

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半月ほど前、嬉しい出会いがありました。京都からこられた斉藤さん、芽衣さん、ポコさん、そして東京からこられた澤畑さんご夫妻。皆さんユニークですばらしい方たち。その活動についてはブログをご覧頂くのが一番かと思いますので↓からどうぞ!
てびらこつぎっこ
日本冒険遊び場づくり協会    
今回斉藤さんから、沢山のお針箱と布をお預かりしました。被災された皆さんに、それぞれの品をお届けするお手伝いをさせていただくことになったのです。先日の田老地区に持っていったお針箱は斉藤さんからお預かりしたもの。一つ残らず感謝とともにもらっていただくことが出来ました。斉藤さん、箱詰めしてくれた皆さん、そして道具類をご寄付下さった皆さん、ありがとうございました。

斉藤さんにお会いして、それまでしらなかった手仕事の世界を知りました。メモリアルキルトの世界です。斉藤さんは永年、メモリアルキルトの製作をしてこられました。実際、作品も見せていただいたのですが、作品という言葉ではしっくりこない、なんというか・・・もっと強い存在感を発していて圧倒されました。見つめていると、まるでどなたかと対話しているような不思議な気持ちになる、とでも申しましょうか。上手く言葉に出来ないのですけれど・・・。

私自身も、いつの日か、キルトを縫ってみたいと強く思いました。メモリアルキルトというと、一般的にはエイズで亡くなった人を偲んで作った作品をさすようです。でもその意味合いを勝手に広げさせていただて書かせていただくと、これまでの自分の歩みを振り返りつつ針を進める、それもまた一つのメモリアルキルトといってよいのではないかとおもったのです。これまでの私の歩み、そしてこれからの夢。喜びや悲しみ、感謝や後悔、希望や不安、そういうものをこめて、一針一針縫いすすめる。そんな時間をもちたいと強く思ったのです。その行為を通じて、様々な気付きがありそうな、そんな予感がして、メモリアルキルトを縫うということに、強い憧れを抱きました。
と同時に思ったのです。被災された方の中に、メモリアルキルトを縫うことで癒され勇気付けられる方がおられるのではないかと。大切な方を亡くされて、いまだ実際的にも精神的にも、心から弔うことの出来ない方も多くおられます。そういう方たちの中に、もしかしたら、メモリアルキルトを縫うという弔い方を求めておられる方もおられるのではないかと思ったのです。一種の喪の作業ともいえる、メモリアルキルト作り。今はまだ時期尚早かもしれません。でもいつの日か、そういう手仕事も出来たらいいな・・・そう強く思いました。
今は破壊されたけれど、大好きだった故郷のかつての姿を皆さんでチクチクと指す、そういうメモリアルキルトも素敵なのではないでしょうか!
次回斉藤さんが来られたときには、是非、メモリアルキルトのお話を、今一緒にチクチクをしている皆さんと一緒にお聞きしたいな、と思いました。

野染め、そしててびらこつぎっこにも大賛同している私。こうして手仕事の輪が広がっていくことに感謝です。皆さんご一緒にチクチクしましょー♡
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by chihoa3 | 2011-06-29 17:45 | Comments(10)
大雨
昨日から降り続いている雨。
夜半から今朝にかけて雨脚が強まり、
道路を挟んですぐを流れる薬師川がかなり増水しました。
どこか決壊したのだと思います。
水は泥で濁り、時折流木も流れてきます。
ゴロゴロと岩が流れ下る音も響き、
避難の二文字が頭をかすめました。
でも・・・・・
その後、雨は小康状態になり水位も減少傾向。
まだ油断はなりませんが、
取り合えず「ホッ」。
今年は特に大雨に警戒しなくては。
気持ちを引き締めました。
皆さんのお住まいの地域は如何でしょうか?
被害がでませんように。

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先週末は、山田町で、結が出場する卓球大会がありました。
土曜、そして日曜と大槌を経由して山田町へ通ったので、
途中、何箇所かの避難所へ品々をお届けしてきました。
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f0035962_10534812.jpg先日お話した保育園には、
絵本にブロック、新品の下着、手作りの巾着袋等々。先生方へは四国の友の会手作りのスモックをお届けしてきました。長野の佐久友の会の方から届いたキティーちゃん柄の鍋帽子も一つ。大変喜んで下さいました。
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皆さんが送ってくださった品々、これまでも、そしてこれからも、細々とですが、機会をみつけ、必要な方にお届けして回りたいと思います。本当にありがとうございます。

保育士さんの素敵な笑顔♡
大変な思いをされつつ、この笑顔。胸に沁みました。
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(ひとつお願いがあります。私のブログをご覧になって、直接物資を送られる方がおられるようです。物資の仕分けには大変手間がかかりますし、何より、必要でないものは持ち帰る、という姿勢が必要です。お気持ちは大変ありがたいのですが、私のブログの情報だけで「あれが必要に違いない」と推測し、被災地に直接送られることはどうぞご遠慮ください。よろしくお願いします。)

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先日22人のお客さまがおみえになりました。
これまでの最多記録は20人なのでちょっとドキドキ。
皆さんがお手伝いもしてくださったおかげで、なんとか無事に記録更新?!することが出来ました。10人以上のお客さまの時は、葉っぱのお皿が活躍。今回は朴の葉のお皿に
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メニューはわらびとフキをたっぷり混ぜ込んだちらし寿司に、ウルイの漬物とコンニャクの白和え、そしてワラビの一本漬けをお出ししました。デザートは黒糖カステラと黒糖チンスコウ。
おいしいといっていただいてホッ。葉っぱのお皿にも喜んでいただきました。懐かしいと・・・。
食後のテーブルにはくるりと巻かれた葉っぱ。そのまま畑の堆肥場へポイ。土にかえします。ホント、葉っぱのお皿ってえらいなー♡f0035962_11101668.jpg
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by chihoa3 | 2011-06-24 10:56 | Comments(6)
梅を干す
入梅前のこの時期、毎年梅を干します。日差しが強く、空気も乾燥しているから。 7月に梅を漬け、翌年の6月に干す。たいまぐらで暮すようになってからの習慣です。

しばらく晴天がつづくという予報。待ってました!と梅を干しザルにならべていてはたと手がとまりました。
「そうだ・・・そうだった。どうしよう・・・やめたほうがいいかな。」
思いは巡り巡りました。
でも迷った末に干そうと決めました。

f0035962_20465686.jpgいつもとかわらないようにみえるこの日差し。いつもとかわらないようにみえるこの風。でもかわってしまったと気付く、こういう瞬間に、心がとてもとても痛みます。一日になんど、こういう瞬間があることでしょう・・・。
かわってしまったと知りながら、かえたくない暮らしの営みがある。その営みたちのなんと愛おしいことか。淋しく、そして強い憤りを感じます。



かえるもんか、とちょっと意固地な気持ちになって、梅を干せないぐらいなら果ててやる、とちょっとなげやりな気持ちにもなって、
え~ぃ、干してしまえ
そういう気持ちがなかったと言ったら嘘になります。この日差しを、そしてこの風を信じたい、そういう気持ちもありました。

何を大袈裟なと笑われる方もおられるかもしれませんが・・・。

梅を干す仕事が私は大好きです。
日差しを浴び、次第に乾いてプヨプヨとしてくるあたたかな梅の感触。そして漂う香り。

原発なんていらない、絶対にいらない。こんなささいな瞬間にも、とてもとても強く思います。

迷った末に干したものの、やはり短時間できりあげ、ビンへ。
白いものは去年初めて漬けた白漬けです。紫蘇をいれずに漬けるのは古風な方法らしい。従来の方法でつけたものと混ぜてビンにつめたら、紅白になってなんだかおめでたい感じに。悶々としていた気持ちが少し和んで、ちょっと楽しい気持ちになりました。
梅干しは免疫力を高めます。毎日いただきましょう、これまで通り。
今日は白? それとも赤?
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隣人が線量計を購入。早速借りて計測しました。
f0035962_2193940.jpg室内は0.11~0.12マイクロシーベルト。屋外は0.13から0.17マイクロシーベルト。思っていたより高くガッカリ。隣人によると、もともとここいらは、地質由来の放射線量が高い地域らしい。0.1マイクロシーベルト前後は、地質由来として、それ以上の値ということはやはり・・・。
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知ることが先ず大切。モニターを見ながらそうつぶやいたものの・・・・・・。

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f0035962_2117086.jpgこちらも6月恒例のらっきょ漬け。今年は小ぶりのおいしそうならっきょが届きました。醤油漬けは去年のものがまだあるので、今年は全て甘酢につけました。そのままポリポリはもちろん、刻んでトマトにトッピングしたり、カレーやそうめんの付け合せにも。

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by chihoa3 | 2011-06-17 20:41 | Comments(6)
ありがとう!
8日。皆さんからお送りいただいた布や毛糸、そして道具たち。車に山盛りに積んで田老地区の避難所へむかいました。
九時半すぎにアリーナに到着。チクチクコーナーでは、すでに数人の方がミシンをかけたり、アイロンをかけたり。
このコーナーが手仕事好きの皆さんの憩いの場になっている様子。とても嬉しくなりました。
自らもこの避難所で暮し、子どもを三人育てながら、この環境を設えたくろちゃん。あらためてブラボー♡です

早速作品を見せていただきました。
真っ赤なギンガムチェックの可愛いエプロン。デザインも凝ったそのエプロンは、なんと手縫い。しかもそれはそれは細かい縫い目。すごーい。
ミシンカタカタをされていたお二人は、そろそろ仮設に入居されるらしく「バスタオルで足拭きマットをぬってるのよ」「座布団カバーを縫っているのよ」とのことでした。
しばらく作業を拝見しおしゃべりをしているうちに、たくさんの方が集まってこられたので、持ってきた布や毛糸の箱を広げました。
色とりどりの布たち。たくさんあったその布たちも、アッという間に、ほとんどがなくなりました。皆さんとっても喜んでおられましたよ!!
あ~よかった。
全国からとどけられた布なんですよ、とお話したら、「ありがとうって伝えてね」といって下さる方もたくさんおられました。この場をお借りしてお伝えします。私から、そして布を手にされた方たちから、心をこめて
「ありがとうございました

田老地区では仮設の入居もはじまっています。丁度第二期の入居時期の最中で、お訪ねした日も引越しをされている方を多く見かけました。
たくさんの仮設住宅が並ぶ空間は、暮しが営まれてまだ日が浅いせいもあり、無機的な雰囲気です。どの部屋が自分の部屋かわからないほど・・・。全く同じ作りのたてものがずらりと並んでいるのですから仕方のないことだと思います。でも、そんな中、例えばお気に入りの布で作った暖簾を下げたり、手製のザブトンカバーをつけたりすることで自分らしい空間ができていくのではないかしら。皆さんから届けられた布や毛糸は被災された方たちの、新しい暮らしを彩ることと思います。
実際、今回お届けした布が、次々と品物に・・・。ミシンもフル稼働していました。

これからも、特に布を大募集します。どうぞご協力お願いいたします。

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さてアミアミ教室。
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経験者の方ばかりだったのでスムーズに編み進みました。でも・・・やはりちょっと大作過ぎたかな?編みあがった方はお一人でした。スミマセン
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途中おばあちゃんがハーモニカの演奏を聞かせてくださいました。お人柄があらわれた優しい音色に皆さんホツコリ。そして大拍手。私、そして一緒に行ったたいまぐらの隣人の山ちゃん尚子さん共々、涙が出てしまいました。心に沁みたよー。
おばあちゃん、ステキな演奏をありがとう!

スリッパの続きはまた月末に、とお約束して今回はお開きに。

仮設に入ってからもこういう時間をもちたいわね。皆さん口をそろえてそうおっしゃいます。今後は仮設に移られますから、これまでのようにはあえなくなると、皆さん少し淋しそうでした。おしゃべりをしながら手を動かすこういう機会が、また別の意味でも貴重になるはず。月に二回来ますから!とお約束しました。皆さんが楽しみにしてくださる。本当にありがたいことです。

今回もアミアミしながら様々なお話を聞かせていただきました。津波が来たときのこと。その後の避難生活のこと。恥ずかしいことに今回も何度も涙が出てしまいました。泣いちゃ駄目よ、なんて逆に励まされたりして。
でも、やはり一番語られたのはこれからの生活のこと。仮設の入居が始まり「これから」のことが現実味を帯びてこられたからでしょう・・・。ただただ楽しみなだけではなく、いろいろとご不安なことも多いようでした。そうですよね・・・。
「これからは家族だけで、また普通の暮らしをしていくことになるのよね。そのことを待ち望んでいたのだけれど、いざとなると不安なのよ。家が流され、仕事も失った。そういう現実にも、こういう非常時だから耐えられた。みんなも一緒だったしね・・・。でもすこしづつ、普通の暮らしを取り戻していくと、失ったものの大きさがあらためて見えてくると思うのよね。そのことに耐えられるかとても心配なの」そう話される方もおられました。
田老からは、毎日宮古市内のショッピングセンターへのバスもでています。でもその方はまた一度も利用されていないとのこと。普通の暮らしを見るのが怖いからとのことでした。普通(と言っても以前とは違うのでけれど)の暮しが営まれている中にいくと、自分がなくしたものがまざまざと見えてくるに違いなく、それが怖いとため息まじりで話されました。
なんと言葉をかけていいのかわかりません。・・・いえ、私などにかける言葉はないのだと思います。ただじっとお話を伺うことしか出来ない私です。

でも、だからと言って、私には何も出来ないとうなだれていても仕方がないのですよね。
たったひと時かもしれないけれど、皆さんが楽しいと感じていただける時間のお手伝いをしよう、これからも。その思いを新たにしたのでした。

お送りいただいた手芸道具も大歓迎をうけました。一部は詰め合わせて裁縫セットにしてお届けしたのですが、42セットすべてがなくなりました。でもやはりはさみが不足しています。今後もご支援お願いします。

北海道の方から届けられた、すばらしい!手縫いのカバンたちも大歓迎でした。ありがとうございました。

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そして着物。30着ほどのお着物が届いたのですが、「着物が欲しい」とおっしゃっていた95才のおばあちゃんだけではなく、沢山の方が喜んでおられました。「あなたにはこの着物がいいんじゃない。」「この着物にはこの帯よ」と盛り上がりました。やはり女性は、美しいものを見ると元気がでますね。ほとんどの着物が新しくお嫁入りしていきました。
お仲間でお茶事をたのしんでおられた方もいて、「あ~、またみんなでやりたいわねぇ」と。きっと今頂いたら、本当の味わいがするのではないでしょうか。一つの品が、次の一歩のきっかけになるものですよね。実現するといいなー。今度、我が家の道具(ごく簡単なものだけれど)をお持ちしようかなと目論んでいます。

写真撮っていいわよとおっしゃって下さった方たちのお写真。小さく掲載しました。皆さん素敵な笑顔です。

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そして10日、大槌へ出かけました。
今年連載を担当させていただいている「婦人之友」。その読者の方々で結成されている友の会は全国規模の会です。その盛岡支部の皆さんが災害後つづけておられる支援活動にご一緒させていただいたのです。といっても、私たちは現地集合。仕分けや車に荷を積むなどの作業こそ、実はとても大変だったことでしょう。本当はそういう時点からお手伝い出来ればよかったのにゴメンナサイ。
先ずは仮設住宅での青空市。仮設住宅内の広場にシートをひき、全国の友の会、そして大分県から届けられた生活道具等々を並べ、住宅にお住まいの皆さんに選んでいただきました。手縫いの座布団に皆さん大喜び。暖簾は、竹・金具・ヒモとセットにしてお渡ししました。友の会の皆さんの手縫いの暖簾の素敵なこと。すぐにとりつけられるようにしてお渡しするその細やかな心遣い。流石友の会と感心しました。早速皆さん暖簾をつけてニッコリ。ようございましたっ!!
皆さんからお送りいただいた本もお持ちしました。
お孫さん三人と一緒に暮されているおばあちゃん。三人とも本が大好きなのだそうです。出来るだけたくさん欲しいとのことでしたから、持っていった本の中から年齢に適した本を選び、三箱分お渡ししてきました。自分のものはなくてもいい、子どもに欲しいものが買ってやれないのが辛いとお話された後、子たちが学校から帰ってきたら、そりゃ喜ぶだろうと、わがことのように喜ばれていました。その思いが切なくジーンとしてしまいました。
大きなシート三枚に、たっぷりならべられた品々も二時間ほどでほぼなくなりました。その状況は、やはりショッキングでした。
支援物資が余っている・・・最近は、どちらかというとそういう情報を多く耳にします。このところ物資の仕分けのお手伝いをしていないので、私もその情報を鵜呑みにしていました。でも、やはりまだ欲しいものがいき届いてはいないのです。タオルも、器も、そして洋服も。あるところには余るほど物資が届いているのに何故? もどかしく、また切ない気持ちになります。人手が足りないのも理由でしょう。公平にとおもうあまり、配布が滞っている場合もあるのだと思います。本当にむずかしいことですね。考えるきっかけになりました。

青空市の間、汗が滝のように流れました。お天気がよかったとはいえ、それだけではないと思います。住宅地の敷地内はバラス(砕石)がひきつめられていて住宅もプレハブ。照り返しがそれはそれはすごく、その影響もあってあの暑さだったのだと思います。実際お住まいの方も「これから夏に向かってどうなるのか」とこぼされていました。
プランターに土をいれて、キュウリや朝顔の苗と一緒にお届けしたらよいのではないかしら・・・。またまたそんな考えが浮かびました。緑のカーテンをつけたら、見た目にも和みますし、随分すずしくもなるのではないかしら。とはいえ、仮設の数はそれはそれは沢山ですからね。せめて訪ねたことのある仮設住宅にだけでも、この考えを実現することは出来ないかしら。一緒にいった山ちゃんともそんな話をしました。また皆さんにご支援をお願いするかもしれません。近日中にブログにてお知らせいたします。

その後も大槌町内の数箇所をお訪ねし、最後に、ある保育園によらせていただき、園長先生にお会いしました。園児を抱え、津波から逃げ、在園していた子どもたち全員を助けだしたのだそうです。もともとの園舎の改修はまだ道半ば。現在はプレハブの仮設園舎で保育をされています。お尋ねすると、絵本がまだ充分ではないとのこと。皆さんからお送りいただいた絵本等々、近日中にお届けに伺うお約束をしました。

いろんなご縁、そして思いをいただいた一日になりました。盛岡友の会の皆さん、本当にありがとうございました。またご一緒させて下さいませ!

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ひゃー、と驚く長い投稿になってしまいました。ごめんなさい。最後まで読んでくださってありがとうございました。
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by chihoa3 | 2011-06-11 09:37 | Comments(29)
最高っ!!
昨日、そして今日と、とってもとってもよい天気。
いつもですと、入梅前はこんな天気がつづくものなのですが、
今年は、曇天の日が多く、首をかしげていました。
やっぱりこうでなくっちゃね。

畑仕事もはかどりました。
ナスやトマト、などの夏野菜の苗を植え付け、
ズツキーニやキュウリ、バジルなどなどの種も蒔きました。
あ~、よかった。

さて、ここで質問です。
この花はいったい何の花でしょう?
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答えはオニグルミの花。
自然界にも赤は多種あるけれど、
こういう赤はあまり見ないような気がする・・・。
きれいな色ですよね。
写真のオニグルミの木は、越してきた年に移植したもの。
18年で随分大きくなりました。
そして今年はいよいよ実をつける気になったらしい・・・。
きれいな花がチラリホラリ。
楽しみだなぁ。

f0035962_1425201.jpgトチの花もこの天気で満開に。
道をあるいていると、花がハラハラとふってきます。


こんなものも落ちてます。
我がブログでもお馴染みのオトシブミ。
何度見ても感動します。f0035962_14253823.jpg















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f0035962_1429253.jpg先日の桜の花の塩漬け完成しました。
桜茶も好きだけれど、
私はもっぱらおにぎりに。
香りと塩気。そして何故かご飯がとってももっちりとなるのです。
おにぎりにすると最高です。
こんな風に。
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是非お試し下さい!

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今年は山つつじがとてもきれい。家の前のつつじも、
ホラッ!こんな感じ。
ワラビもニョキニョキ。アク抜きをして巻き寿司にしてもおいしい。こちらもお試し下さいませ。
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今月の日報の「季節の糧 いただきます」ではこのワラビの海苔巻きを紹介しました。
添えた文章も掲載しまーす。

 山を歩いていると様々な声が聞こえてきます。妖怪?それとも妖精? いいえ、違います。一緒に山を歩いたじいちゃん、ばあちゃんの声が聞こえてくるのです。
 今日も犬のサスケと散歩をしていると、様々な声が聞こえてきました。
 ミツバウツギの真っ白な花が咲いています。「きれいだなぁ」と見惚れていると・・・「昔はこの木で箸を作ったもんだ。ハシノキと呼んでいたよ。結婚式の時などは、ハシノキの箸をたくさん作ったものさ。」と語るYさんの声が聞こえてきました。「久しぶりにハシノキの箸を作ろう」手ごろな枝を数本手折りました。
 ホオの大木の下で木漏れ日を楽しんでいると、今度はTさんの声。「田植えのこびるに朴葉飯がよくでたもんさ。ホオの若葉に、あつあつご飯と黄粉と黒砂糖を包む。とけた黒砂糖と黄粉がご飯にからんでそりゃーうまかった。」今では我が家の定番メニューの一つ。「今日もつくろう!」と、エイヤッと背伸びをして若葉をもぎ取りました。
 最後はワラビとり。イバラ嫌いのサスケに構わず、ズンズン入っていきポキポキ。ここのワラビは赤くて太くてとてもおいしいのです。正直イバラが邪魔だけど、我慢我慢。だってYさんが言っていたもの。「イバラと一緒に生えているワラビはうまいんだ。だからいくら邪魔でもイバラは切るなよ」ってね。
 森と共にあった暮らしを語る、声、声、声。今日の散歩も賑やかで楽しゅうございましたよ♡


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さて、最後になりましたが、沢山の布、毛糸、そして手芸の道具などが届いております。
本当に本当にありがとうございます♡
手仕事の楽しさをしっている皆さんからの荷物からは、被災地の皆さんに楽しい時間を過ごしてもらいたいという思いがあふれていて、荷解きしながら心があつくなりました。
私たちの「手」にはものを生み出す力がそなわっている!すばらしいことですよね。
避難所の皆さんの手から、どんな品々が生まれるかとっても楽しみです。
本当にありがとうございました。
明日は田老でのチクチクの会。今回お送りいただいた毛糸、そして布などをもって出かけてきます。また報告しますね。お楽しみに。
因みに明日は、こんなスリッパをつくる予定。
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私なりに改良を重ねました。さぁ、出来るかな?!ドキドキワクワク。

着物を・・・との呼びかけに応えて、着物も数枚届きました。思い出の品であったろうと思うと、あらためて皆さんの思いが心に沁みます。着物を着る際に必要な細々とした品も入れてくださった方もあり、その心遣いにもまた感謝感謝です。

皆さん!本当にありがとうございました。
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by chihoa3 | 2011-06-07 14:51 | Comments(12)