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森の暮らし  たいまぐら便り
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秋の終わりに
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先週末、母校の自由学園に行ってきました。四年に一度、開催される美術展にあわせての上京です。卒業してから20年。四年ごとに開催される美術展には欠かさず足を運んできました。今年は例年より伸びやかさが感じられました。
運営に関わった全ての人に心からの感謝を。「ありがとうございました」
初等部(小学校)の展示は今年も圧巻でした!同行した親戚一同「素晴らしい、素晴らしい」を連発。いやぁー本当に素晴らしかったです。

多感な時期を過ごした空間を歩くのは不思議なものです。あちこちに「あの頃」の自分がヒョコリピョコリと顔を出します。「あの頃」と「今」の間に、20年という月日が流れたというのに。
シュッとあの頃に戻ったり、ググッと今に引き戻されたり。そんな繰り返しの中で、時間の感覚が麻痺するような不思議な気持ちになります。
懐かしい友人たちとも再会できました。
自由学園は素敵な学校です。改めて・・・。
楽しい連休になりました。

さて、帰宅してみると、出発後に積った雪がガチガチに凍りつき、一面の雪景色。「とけるにちがいない」とたかをくくっていましたが、その後も消える気配もなく、とうとう一週間がたってしまいました。
もしかして根雪に?? 家の前には、運んできたままの木が山積みになっているというのになぁー。まぁー、こればっかりは仕方ありませんよね。

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庭先のリンゴの木に数個の小リンゴ。この時期になると、急に貴重なものに見えてきます。大切にもぎ取ってリンゴケーキを作りました。あまりに少なかったので、紅玉も足して。クルミもたくさんいれました。コツンコツンとカナヅチで割り、スティックでほじくり出して。
そうして焼きあがったリンゴケーキでティータイム。ちっちゃな「幸せ」を感じるひと時。
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by chihoa3 | 2008-11-29 17:19 | Comments(0)
冬の楽しみ
生傷がたえないこの頃です。

 半月ほど前、県北の御所野縄文博物館で、一戸町にお住まいのAさんの竹細工の実演を見ました。Aさんには、以前カゴやザルを作っていただいたことがあります。町一番の名人と言われるAさんのカゴは、一目でAさん作と分かります。その特徴を一言で言えば「ふくよかさ」でしょうか。尊敬している作り手さんのお一人です。
 これまで、Aさんが手仕事をされている様子を、じっくりと拝見する機会はありませんでしたから、今回の実演を心待ちにしていました。
 なんというか・・・本当に感動しました。ゆったりと丁寧に心をこめて作られていくカゴ。「こんな風につくられてカゴも幸せだなー」ついそんなことを思ってしまうほど、大切に大切に編んでいかれます。
 竹を割ったり、へいだり、編んだり、という所作の美しさにも心をうたれました。

 それで生傷が絶えないという訳です。
 実は、数年前にも一度竹細工にトライしたことがあります。村のおじいちゃんに教わりつつ、いくつかザルを仕上げたものの、せっかちな私にはどうも不向きと感じ、それっきりとなっていました。
 はりきって、馴染みの鍛冶屋さんにナタまで作ってもらったのに・・・。
 そんな私ですが、Aさんの手仕事を見て、また作ってみようと思いたちました。Aさんの手仕事に触発されるなんて図々しいのですが。
 仕事にしようというのではない。家族が使うものを、例えば、毎冬一個づつ作るのでもいいんだ。ただ丁寧に心をこめて、時間をかけて作ればいいんだ。Aさんの手仕事をみていて、そんな風に励まされた私は、一念発起。しまいこんでいたナタを引っ張り出し竹細工を再開したのです。
 以前は、仕上げることばかりに急いて、やっつけ仕事のように編んでいたものです。でも、前よりもせっかちではなくなったのか、それともAさんの美しい所作をみたせいなのか、過程の作業をとても楽しいと感じました。指先の生傷は絶えないのですが・・・。(Aさんは手も美しかった!!)
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 そうして仕上げたのが小さい方の文庫カゴです。まだうっすらと青竹色をしています。
 基本的な編み方がちゃんと分かっていないこともあり、形もいびつで、当然ながらまだまだです。いくつか作っていくうちに少しづつ上手くなっていくといいのですが・・・。
 見本にした正方形の文庫籠(写真下)はおにぎり等を入れるお弁当箱です。Aさん作ではありませんが、もちろん本職の方が編まれました。家族三人が一個づつ持っているお弁当箱に合わせて、今回編み上げた小さな文庫籠と同じ物を3個作りたいと思っています。果物を入れてもいいかなーと思って・・・。丁寧に、こころを込めて、一冬かけて編んでみようと思います。
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by chihoa3 | 2008-11-18 15:53 | 手作り・食卓 | Comments(0)
秋の秋田へ
毎年恒例、秋の秋田旅へ出かけてきました。
旅といっては大げさかな?今年は日程がつかず、日帰りで出かけたのですから。でも、充実度は高得点!旅と呼ぶにふさわしい一日となりました。

毎年毎年、コースはほぼ決まっています。
お気に入りの窯元を訪ね、
おばあちゃんが切り盛りしている直売所で野菜を買い込み、
超穴場な古道具屋でお宝ハンティングを満喫する。
川魚専門の魚屋でモクズガニを買い、
友人の家を訪ね、
おいしいお豆腐も買う。
今年はオプションも充実でした。

直売所では、芭蕉菜やチョロギ、白菜等の野菜のほかに、イタドリの若芽を糠と塩で漬けたイタドリも購入。塩出ししてお汁の具にするとおいしいのだとか。食べ方を聞けば、居合わせた四人のおばあちゃんから、次々と返事がかえってきます。どれもこれも試してみようと思います。漬けかたも教わりましたから、来年は作ってもみるつもり。イタドリはたいまぐらでもたくさん生えているのですから。おばあちゃんたち、いろいろ教えてくれて、お茶っこまでごちそうになってありがとう。茄子の蒸かし漬けもブラボーにおいしかったよ。

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古道具屋も楽しかった!。言葉通り、山ほど詰まれた道具は半分は言ってみればガラクタともいえる代物。でも、その中にお宝もいっぱい、いっぱい埋もれています。古道具の価値など私にはわからないけれど、私が「いい」と思えば、それが私にとってのお宝です。今年も梅漬け等にぴったりの白岩焼きのカメを四つ。染付けや印判の器をいくつかとレトロなガラス瓶やハギレ等々。大満足な買い物となりました。気が付けば二時間が経過。もっと見たいけれど、いくら見てもキリがないし、結も待ちくたびれて爆発寸前でしたから、あきらめました。
写真は、今回買い求めた、染付けや印判の器たちです。あ〜、でも、連れてこられなかった、蕎麦ちょこや豆皿が脳裏にぃ〜。「また行きたいなー」早くもそう思っています。

川魚屋ではモクズガニだけではなく、八つ目鰻も購入。いつもより旅する時期が遅かったからか、久しぶりの再会です。水槽の壁面にブチューとすいついている姿に結も興味深々でした。なんとも不思議な生き物です。という訳で、帰宅翌日の晩は秋田の味覚満載となりました。ハタハタ寿司や茄子の菊花漬け。八つ目鰻はこっくりと煮付けショウガを添えました。モクズガニはカニ飯に。豆腐はやつこで。あー幸せの夕飯となりました。秋の秋田よ、ご馳走さま!
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by chihoa3 | 2008-11-17 15:53 | Comments(0)
雪迎え
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一週間程前でしたか・・・
ガクンガクンと気温が下がり、たいまぐらも氷点下に。
ツンツンととがった霜に、ブルブルッと身震いしつつも感嘆の声をあげ、
目の前でハラハラと散る桑の葉に「おつかれさま」と声をかけました。

でも、ここにきて、暖かな日が続いています。

そんなポカポカの日差しを受けて、枝先や草むらでキラキラと輝いているのはクモの糸。
今日は特に、たくさんのクモの糸が風にたなびいています。
キラキラキラ・・・
写真でうまく撮れないのが本当にもどかしい。
それはそれはきれいなのですから。
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お尻からスルスルッと出した糸を風にはためかせるのは小さなクモ。
風にのった糸の浮力で、しまいにはクモもフワリと浮かび上がります。
風にのる・・・といっても、糸がちぎれてはもともこうもありません。
私たちにはほとんど無風と感じられる今日のような穏やかな日が、
クモにとってはフライト日和のようです。
クモの分散手段のひとつで、山形県では「雪迎え」と言われています。

雪迎えは、名前に反して暖かな日に多く見られます。
ポカポカとした日差しの温もりを感じながら、キラキラとした輝きを眺め、「もうすぐ雪が降るんだなー」と思う・・・。なんだかとても暖かな気持ちになるものです。迎えるものは冷たい雪なのに。

この時期、穏やかな日の外仕事は山ほどあります。
薪を作ったり、家の周りをすっきりとさせたり、等々。
でも、雪迎えがみられる日は、
夫婦でお茶をいただくにしても、
ゆっくりぃー、のんびりぃーとなってしまいます。

けれどそんな時間も、大事な雪迎えの一つなんだよね!と、最近では思っています。
「あ〜きれい!」
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by chihoa3 | 2008-11-14 10:07 | 発見・自然 | Comments(0)
凛として   ピリッとして
大霜がおり、大風が吹き、おおかたの葉は散りました。足もとに敷きつめられたフカフカの絨毯に秋の名残があるばかりです。少し寂しい・・・
でも、木々の梢の凛としていること!
この時期の寒さは意外に身にこたえるもので、つい、体をちぢこめてしまいがちです。けれど、私もすぅーっと背筋を伸ばして冬を迎えたいものです。あの木々のように。

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畑から摘んできた赤く熟した南蛮を、半わりにして軽く干します。その南蛮を千鳥酢に漬け込み、辛さと香りをうつします。そのままでも辛み酢として重宝。魚醤と半々でブレンドしたものは益々重宝。おうどんにタラリ・・・。お鍋にタラリ・・・。これからの寒い季節に活躍する、ホットな調味料です。
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by chihoa3 | 2008-11-06 08:14 | 手作り・食卓 | Comments(0)