ブログトップ
森の暮らし  たいまぐら便り
chihonote.exblog.jp
<   2008年 05月 ( 5 )   > この月の画像一覧
ただいまぁー
松本駆け抜け旅から無事戻ってきました。忙しかったけれど・・・、トタパタしたけれど・・・、充実した二日間でした。山の仲間や、作り手仲間、そして同窓の友人など、たくさんの人に会ってきました。みなさーん、ありがとう。
素敵な作品にも一杯出会いました。しかぁし、ガ~ン! 写真を一枚も撮らなかったことに、帰りのあずさ車中で気がつきました。一緒に帰ってきた岩手の友人は、しっかり様子を撮っていたので、きっとそちらのブログで紹介があるはず・・・。一関のSさんや、盛岡のMさんやCさんから、「後日、ブログでしっかり報告してね!」と頼まれていたのにな。ゴメンナサイ。悪しからずです。

印象に残ったことをひとつ・・・
手紡ぎの綿糸で布を織られている磯さんの布、とても素敵でした。お話の中で、磯さんが言われた言葉も印象に残っています。
「子供たち(ご自身の)が、私の布はきもちがいいから大好きだと言ってくれてね、いつも何かしら身に着けてくれるの。それが一番うれしいこと」

今回、松本クラフト推進協会が発行した、掌という冊子は、染織がテーマです。その中に寄せられている文章を読んで、いろいろと思いを抱いていた、ちょうどそんな最中でもあったので、余計に磯さんの言葉が心に響いたのだと思います。

「布」 私の暮らしには実にさまざまな布が関わっています。裸では暮らせないし(絶対ではないけれど)、草布団の上で夜を明かすわけにもいかないし(これも絶対ではないけれど)、実は、もっとも身近で必要不可欠な存在の一つなのだと思います、布は。でも、どれほど大事にしているだろうか?と自問すれば、はぁーとため息をつきながら、がっくりとうなだれるしかありません。実は、私がもっともなおざりにしているものなのです。というか、どうしたらいいのかわからず、手がつけられずにいるというのが本当の気持ちかな。
例えば服。我が家には、親戚や友人から、着なくなった服が次々と送られてきます。素材や製法などにこだわらなければ、ほとんどそれらで事足ります(実際そうしています)。流行にはまったく頓着しないし、それに、なんというか・・・田舎暮らしをしている人たちの独特のファッションにも、なんとなく馴染めずにいるのです。自分にどんな服が似合うのかも、どんな服装が好きなのかも、よくわかっていないというのも本音です。服を選ぶときの指針が、ほとんどゼロに近いといいましょうか。40年も生きてきて恥ずかしいことです。でもそのことに不満も感じていて、何とかしたいという思いは持っているのです。とは言えどうしていいものやら・・・さっぱりわかりませんし、そこを突き詰めていくのは、面倒なことでもありましたから見ぬふりをしてきたのです。こだわると経済的にも大変だろうな~とも思ったりして。でも、そろそろ少し考えたいと、前よりは真剣に思いはじめているのです。本当に・・・。
そんな私には、お母さんの作った布は気持ちがいいから好き、と言った磯さんの息子さんの言葉は衝撃的ですらありました。肌ざわりや軽さといった具体的な部分はもちろん、もっと深い部分で、彼は、お母さんの布を気持ちいいと感じ好きなのでしょうから・・・。確か、まだ小学生だったはず。あ~なんてすばらしいのでしょう。そんな言葉を自然と言えるようになりたいな・・・。
「では、大事にしたいことは?」
「うーん、そうだなぁ。動きやすく、扱いやすいこと。安心できる素材であり、やっぱり好きな色あいだったらうれしい。そして長く着続けられることも大事だよね」
はぁー、やっぱり大変そう。でも、ここでくじけたら、また同道めぐりですよね。少しづつ、本当に少しづつ、納得のいく方向に進めたらな・・・。
「この布が好き」身につけた服にそっと触れながら、そんな言葉を言ってみたいものです。いつの日か・・・。
[PR]
by chihoa3 | 2008-05-29 15:27 | Comments(6)
機心
土曜の夜から調子が悪くなりはじめ、日曜には一切起動しなくなったパソコン。万策尽きて、とうとう、昨日初期化に踏み切りました。大事なデーターは、一週間ほど前にバックアップをとっていたので、被害は最小限ですんだというべきでしょう。でも、当然、ショックな事も。例えば、これまでのメールの履歴がすべて消えてしまいました。アドレスは、住所録に大方残っているけれど、交わした言葉がすべて消えてしまいました。大事な言葉もいっぱいあったのにな。でも、もうあきらめるしかありません。
ここ半月ほどの間に、初めてメールを下さった方は、申し訳ないのですが、もう一度メールをいただけるとありがたいです。もちろん、旧知のみなさんからも歓迎です。よろしくお願いします。

山向こうで陶芸をしている友人から、去年こんな言葉を教えられました。「機械あれば機事あり、機事あれば機心あり」中国の古典の『荘子』にかかれている言葉なのだとか。『新しい機械を手に入れると、それを使いこなすための雑多なわずらわしい用事(機事)も一緒に抱え込むことになる。すると、結局、心のわずらわしさ(機心)も抱えることになる』 乱暴にざっと訳すとそういうこと。シンプルに暮らしている彼女らしいな、と感心しました。
以来、時折思い出されます。といっても、私の場合は、座右の銘というよりは、もっぱら自戒の言葉としてですが。今回の出来事の最中にも、やはり思い出されました。
「機械あれば機事あり、機事あれば機心あり」
本当にそうですね。
でも、私はパソコンを、なくてはならないものとして抱え込んでしまったのです。自分で。ということは・・・機事も機心も、自分で抱え込んだものなのです。ならばうけとめるしかないのでしょう・・・ね。

さてさて、気を取り直して、楽しいお知らせも!一つ
今週末に、長野県の松本市内のあがたの森公園で、松本クラフトフェアーが開催されます。久しぶりに桶屋さんが参加します。全国から集まるたくさんの作り手たち。もちろん、皆さん、さまざまな作品を携えて、あがたの森に集います。都合のつく方は、是非足をお運びください。素敵なイベントですよ。因みに私も行く予定でいます。なんと電車で!
[PR]
by chihoa3 | 2008-05-20 15:36 | Comments(4)
夏蜜柑ピール
今年の夏蜜柑の甘いこと!甘いこと!
酸っぱい柑橘系が苦手の正宏さんも、今年の夏蜜柑はおいしいね、なんていいながらよく食べています。そんな訳で、次々とたまっていく夏蜜柑の皮。いつもなら、箱で送られてくる夏蜜柑の大半は、マーマレードに変身します。だって、いつもの夏蜜柑は酸っぱくて、そのままパクパクと食べるのは、私ぐらいでしたから。

マーマレードには果肉もたっぷりといれなくちゃ!という主義主張を持っています・・・私。
なので、今年はなかなかマーマレードを作る機会がめぐってきません。
f0035962_1553411.jpgでも柑橘系の皮が捨てられない性質なのです。そこで、今年はたくさんたまる皮で、せっせとオレンジピールならぬ夏蜜柑ピールを作っています。
f0035962_15542348.jpg
小さなクッキー型で抜いて、そのまま食べても美味しいんですよ。珈琲や紅茶にもピッタリです。もちろん、細かく刻んでフルーツ漬けの具にもなるし、ケーキや、クッキーにも大活躍です。
今もクツクツクツ、いい香りが部屋一杯に立ちこめています。
煮た後、種子島のザラメをまぶし、少し乾かして出来上がり。
[PR]
by chihoa3 | 2008-05-17 15:48 | Comments(2)
ジュウイチィー
ジュウイチィー
ジュウイチィー
ジュウイチィー
まだ5月だというのに、もう15日だというのに、そして今は9時だというのに、
今日も朝からしきりと聞こえてきます。
ジュウイチィー
ジュウイチィー
ジュウイチィー
5月の上旬から聞かれはじめた、その声の主は、
ずばり、ジュウイチという名の野鳥です。

鳥のさえずりの「ききなし」はいろいろと面白いもの。
ツバメは、「虫食って土食ってしぶーい」だし、
ホトトギスは、「てっぺんかけたか」や「特許許可局」だし、
私の大好きなミソサザイのさえずりに至っては、
こんな聞きなしをしている地域もあるらしい。
「イ一ィピー、二ィトク、三ピー、シーナン、五チイチ、ブンプク、チクリン、チャン」
楽しいけれど「う~ん、かなり無理がある?」と思わなくもない。
でも、このジュウイチは、もう聞くからにジュウイチと聞こえて、
はじめて聞いた時は、
「素晴らしい!なんて分かりやすいのだ」
と感動しました。
花の名前はわりと覚えられるのに、
鳥の名前を覚えるのが苦手な私ですから。

でもね・・・・
ジュウイチィーという声が聞こえてくると、つい「11」を連想してしまうのです。

この時期、一番身近な数字「11」
5月だというのに、15日だというのに、そして今は9時だというのに・・・。

●○●●○●●○●●○●●○●●○●●○●

「森の暮らし たいまくら便り」の葉書希望のメール、
早速たくさんの方からいただきました。
ありがとうございました。
来週末ぐらいには発送できるかなぁーと思っています。
もうしばらくお待ち下さい。
[PR]
by chihoa3 | 2008-05-15 09:12 | Comments(3)
お久しぶりです。お元気ですか?
みなさん、本当におひさしぶりです。
お元気でしたか?
早いもので、もう五月も中旬ですね。
みなさんのお住いの地域では、どんな春が巡っているのかなぁ?

たいまぐらでは、雪どけが早かったこともあり、
4月の中旬から、駆け足で一気に春がやってきました。
そんな中、パソコンの前に座っていることが多かった3月、4月、そして5月です。
いつもなら、日ざしに、草木に、小鳥たちに、
「でておいでよ」とささやかれれば、
すぐにパーッと飛びだしていく私なのに・・・。
でも、とても幸せな気持ちで、その日々がすごせました。
それというのも、夢の一つが、もうすぐ産声を上げるからです。
6月の23日(予定)に『森の暮らし たいまぐら便り』という本が出版されます。たいまぐらで暮らしはじめて、かれこれ15年。その中で、折々に綴ってきたものをまとめた一冊です。
今、最終(・・・多分)の作業がすすんでいます。
たくさんの方のお力添えで、とても愛らしい一冊になりそうです。

本にしていただけるなんて、とても嬉しい・・・
その気持ちの一方で「本当にいいのかな?」
という不安な気持ちに、時折心が揺れました。
しかし、現実のものとして、姿かたちの見えてきた
『森の暮らし たいまぐら便り』を手の上で愛しみながら、
今は、無邪気に「その日」が待ち遠しくてたまらないという心境です。
『森の暮らし たいまぐら便り』がオギャーと産声をあげるまであと少し。
あとひとふんばりです。

詳しくは、おって、ブログでもお知らせします。
詳細を記した葉書をご希望の方は、
メールにてご一報下さい。
chiho-masa@nifty.com 

そんな訳で、
という訳ではないのですが、
ブログの更新がすっかりお留守になりました。
書かずにはいられない出来事との出会いは、
やはり、パソコンの前からはうまれないのですね。

さて、ここ数日は、とても寒い。
昨日の朝は、早池峰山が、また白い薄衣をまといましたし
一昨日の夕方には、なんと!みぞれ雪が舞いました。ここたいまぐらで。
もちろん、積もるほどではありませんでしたが。
走りつづけてきた春も足踏みをしているようで、
ちょっと、ホッとした私です。
やっぱり少しあせっていたのかな?「春においていかれるぅー」ってね。
そんな私には、この寒の戻りが、
「少しの間だけ待っていてあげる」という、春の思いやりのように感じられるのです。
ナンセンスと分かっているけれど、
本当にそんな風に思えてしまうんだなぁー私という人間は・・・。
で、素直に「ありがとう」とお礼を言ってから、
久しぶりにゆっくりと森を歩いてきました。
春とは思えない、冷たい風に手はかじかみ、鼻も冷たい風で真っ赤か。
でも、不思議、不思議、気持ちは春だ、春だ、ランランラン!です。

ようやく、このブログを訪ねてくださる皆さんにご報告できます。
今更ですが、
たいまぐらは春ですよーってね。

(でも、全国的なこの寒さで、風邪を引かれた方も多いのでは。
そんな皆さんには辛い寒さですよね。
どうぞお大事に)
[PR]
by chihoa3 | 2008-05-13 11:31 | Comments(2)