今年はニョイスミレがいつも以上にたくさんの花を咲かせています。小さいし色も地味なスミレですが、よくよくみるととても可愛い。
「可愛いよ」そう話しかけたら、「ありがとう。嬉しい♡」と花たちがウンウンとうなずきました。
風の仕業でなのしょうけれど・・・。
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畑の縁に植えた水仙もきれいに咲いています。マサヨおばあちゃんから分けてもらったこの水仙。球根を増やして、今ではあちこちで茂みとなっています。
水仙の花を見ると、ワーズワースの詩、ゴールデンダッフォディルズを思い出します。
高校の英語の授業で数々の英詩を習いました。が、この一つ以外は全て忘れてしまいました。この詩だけは、毎年こうして思い出しては味わっています。
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さて、こちらも、丁度、旬です。
えっ、まだ蕾でしょ。旬というには早いのでは・・・。と思われた方も多いかな?
いえいえ、私にとってはこの状態が旬なのです。
摘み取って、よく洗ってから、
先ず下漬けの塩に漬けました。
塩を含むと色が濃くなります。
「きれいだなぁ♡」
一緒に摘んだのは山椒の新芽。山椒の香りが大大大好き。木の芽も、花山椒も、実山椒も、どれも好き。
新芽なんておひたしにして食べたいぐらい大好きです。
あの事故以来、同じ品を一度にたくさん食べないよう心がけています。山菜も然り、木の実も然り。でも、旬の味ですもの、やっぱり味わいたい・・・。
山椒の新芽を摘みとり、さっと茹で、しっかりとしぼります。荒く刻み、味噌と混ぜれば超簡単山椒味噌の出来上がりです。いろんな山椒味噌を作ってきたけれど、これが最もおいしいと思う。結局一番簡単なこの方法におちついて数年がたちます。超簡単ですから、是非お試しください。火をいれてませんから保存は利きませんよ。まっ、作ったらすぐ食べちゃうので、我が家の場合は保存の必要はないのですけれど。
作った分はお昼にペロリ。あ~ん、残念。
たくさん食べないようにしよう、と言いつつ、
結局、またそそくさと摘みに出かけてしまったのでした。
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友人から届いたお茶葉。セカンドフラッシュとのこと。先日、八十八夜あけに、これから茶摘みに行くよ!と連絡を貰ったんだったよな。アレから今までで、もうこんなに伸びたんだね。その生命力を、ありがたくいただきましょう!
すり鉢の中で体重をかけてよーく揉みます。しだいにジュワッと水分が出てきて、泡もたってきたら、お皿に広げラップをかけ、暖かな陽のあたる場所に置きます。しばらすると茶色く発酵し、渋い香りもたってきます。そうしたら乾煎りをして即席紅茶の完成。毎年、Nちゃんが茶葉を送ってくれるお陰で、段々上手につくれるようになってきました。今年の紅茶はどんな風味に仕上がるかな?楽しみです。
いろいろあるけど、やっぱり作るって楽しいな。
生命力もアップします。
こんな時代だからこそ、心が喜ぶことを思う存分したいと思う。
間違っているかしら?
人それぞれの選択があるのでしょうけれど。
・・・もちろん注意をしつつ、私はやっぱりつくっていこう。
そう思っています。