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森の暮らし  たいまぐら便り
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それぞれの冬支度
積雪そして寒波。もしや根雪に? とおもいきや、その後の小春日和で雪はすっかり溶けました。お陰さまで冬支度も着々と・・・。

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薪割り、よーし!
スパイク長靴の準備、よーし!
大根の収穫、よーし!
金魚とチャボの避難、よーし!
湯たんぽ よーし!
風除けの板の取り付け、よーし!
エトセトラ、エトセトラ

やれやれ、なんとかととのったかな。でも、なんとなくソワソワ。暖かければ暖かいで、まだ何かやれることがあるのではないかとウロウロしてしまうのでした。
「こうなったらもう、雪が降ってくれたほうがあきらめもつくんだけどなぁー」なんて身勝手なことを考えたりもしていたのです。

そんな身勝手な思いをちょっと反省する出来事がありました。つい先ほどのことです。
仕事中の正宏さんから「お客さんだよー」と声がかかりました。トコトコと出むいたものの、仕事場には満面の笑顔の正宏さんが一人。「?」と私。「ほら、ここだよ」と正宏さんがお腹の上で丸めた掌を静かに広げました。中に包まれていたのは・・・。コロンとまるまったヤマネでした。
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なんでも、風呂桶を包む為の毛布を引っ張り出したら、中からコロンと転げ出たのだとか。もう冬眠にはいりかけているのか、コロンと転げたというのに丸まったまま。ただ、心臓がトキトキしているのはわかりました。「可愛いね」二人して、顔を近づけんばかりに眺めていました。と、掌の中で暖められたからか、鼻がヒクヒク、しまいにお目目もシバシバ。「えっ!えっ?」と思っていると、とうとう目をパチリとあけました。
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「アレレ」と呆気にとられていると、チョコチョコと掌から脇腹へ。もぐりこみ、そして正宏さんの身体をグルリと一周したかと思うと物陰に走りこんでしまったのです。
「あーぁ、起こしちゃった。逃げちゃった。もうすぐ結が学校から帰ってくるから見せたかったのにぃ」
それにしても、なんというたくましさ。言葉通り「身一つの冬支度」。なんかスゴイなぁーとあらためて感心しました。我が冬支度のドタバタを反省しつつ・・・。もちろん、我々は冬眠するわけではないのですから、アレコレ準備が必要なのは当然のことなのですけれどね。でもやっぱりちょっと反省したのでした。

「ヤマネさん、また寒波が来るらしいよ。生命がけの眠りにつこうとしていた矢先に起こしちゃってゴメンネ。毛布使っていいからね。でも猫に見つからないところにもぐりこんでね」
ヤマネがもぐりこんだ棚の隅に向かって、そう声をかけたのでした。

心静かに迎えたいと思いました。冬を・・・。

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お知らせ
農文協発行の「うかたま」vol,17の特集は「酒の友」。下戸の私ですが、酒の友という言葉には、そんな私もそそられる響きがあります。実際、酒の友はご飯の友であることも多いのだ!
さて、おいしそうな酒の友が並ぶいくつかの宴が紹介されている今号。我が家の、ある夜の食卓も”山の宴”としてご紹介いただいています。また”小皿のつまみ”として我が家で定番の数品も掲載されています。
憧れだけでとどまらない、作ってみよう!やってみよう!情報が満載の「うかたま」は、私たち親子のお気に入りです。今回も「うまそーぉ」な品々が満載。是非お手に取ってみてください。
料理する人の笑顔、そして食べる人の笑顔、写真にうつっていなくても、そんな沢山の笑顔が次々浮かんできて、なんだか幸せな気持ちになりました。おいしいものは、やっぱり人を笑顔にしますね。
さぁー早速作ってみよーっと。今日はどれにしようかなぁ?

(お隣のフィールドノートの山ちゃんこと山代さんの連載コーナーもありますよ!)
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by chihoa3 | 2009-12-02 14:32 | 季節の便り | Comments(0)
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